ザ・ベスト

今日夢に出てきた、人生で恥ずかしかった瞬間ランキング。上位3つほどまとめて再体験して、起きたときに死にたくなりました。でもちょっと懐かしかった、青春の思い出(笑)。ちょっと書いとこうっと。


3位:高校のとき、通学で30分ほど電車に乗っていたのだが、その間はいつも安眠出来る至福の時間だった。かなり学校が遠かったので、朝は毎日6時起きだったあの頃。うーん、今の生活からは想像できないなあ。
あれは忘れもしない水曜日、07:31分発普通電車、先頭車両。たまたま友人と一緒になってしばらく話していたが、いつもの習慣で眠り込んでしまった。
習慣の力は凄いもので、駅に電車が滑り込んだ瞬間に目が覚めた。ぼくを起こそうとしていた友人は先に降り、半分眠りながらもいつも通り電車を降りようとした、そのとき。リュックの金具が座席の手すりに引っかかり、コントみたいにボヨヨーン、と引っ張り戻された。何とか転倒は免れたけど、周りの視線が集中していることはもう間違いない。ああはずかし。やっちまったなあ、と曖昧な日本人笑いを浮かべながら金具を外そうとしたが、これが外れない。振り返って不思議そうに見つめる友人。外れない金具。周りの視線。外れない金具。発車のアナウンス。外れない金具。・・・あ、ドアが閉まりまーす。


その後の一区間は地獄のような時間だった。見んじゃねーよ!!と心の中で絶叫しながらひたすらニヤニヤするしかなかった17の秋。遅刻して教室に現れたぼくを待っていたのは友人のきつい一言。『何で降りやんだんや、アホ』・・・降りれへんこともあるんや、友よ。